全採点
令和ロマン 82
まず令和ロマン。後から振り返ってみると、M1のオープニング動画が長すぎてちょっと入れなかったと言う気がする。
俺はボケの連発のほとんどが刺さらなくて……。
途中にあったセリフ「やっぱ面白くない」と言うのはすごい好きなんだけど、「学校に正門と裏門があるから」っていうのも「学校によるだろ」って思ってしまったし、それで感動もないしやっぱりイマイチ刺さらなかったですね。
最初のつかみも絶賛してる人もいたけど、なんかホモくさいのは女に媚びてるなぁって思っちゃって、本当にそういうキャラなのか媚びた戦略上のキャラなのかがわからなくて、否定的に見ちゃいましたね。
最後の方にあった「フェイクを愛せよ」と言うセリフは、漫才というより、お笑いの真髄でトップバッターが言う1番良い言葉だったとは思います。そこは大好き。
けど、そこ加味しても個人的には82点にしました。
基準点として最初が何をしても85点にしようかと思ったけど、そこまで面白いとも思わなかったから。
シシガシラ 83
かなり分かりい聞き取りやすい、聞きながら考えやすいネタだったとは思う。
けど、敗者復活組というのを加味してかなり期待してたのにそのくせあんまり面白くなかったなぁと言う気はしました。
トップバッター令和ロマンと比べてまぁ少し好きかなというので83点
さや香 80
さや香、間違いなく今回1番期待されてたコンビだと思うし、技術力というか漫才が上手いのは間違いない。
けど、俺は言葉一つ一つ引っかかりましたね。
大きく2つ。
「お前エグいエグいエグいエグい」連呼してたけど、関西人が軽々しく使う言葉であって、俺は正直嫌い。
関東圏でも若い、かなり若い人はよく使うけど、俺からすると「グロい」に近い言葉なんですよね。公共の場で使う言葉じゃない。
あれが仮に「グロい。グロい。グロい。グロい」って言ってたら馬鹿でしょ。
サッカー選手が言う「おおすげえエロい」っていうのと似たような頭の悪さ。
しかも言葉の連呼を、ボケの連呼みたいに使うのもずるいし、面白くないし。
それで正直もう嫌いでしたね。
さらにホームステイって言う設定の時点で軽く想像するのが、まぁ俺の価値観が昔なのかもしれませんけど、なんとなく白人だったりアメリカ人だったりヨーロッパ系かなぁって思ってしまう訳で。
そこから「エンゾ」って言われても、「それ何人だよ?」って疑問しかなく、想像出来ないんですよ。
アフリカン系っぽいけど、確信は出来ない。もしかしたら、よくわからない国のありきたりな名前かもしれない、っていうのを考えてしまったのでね。
「エンゾって名前はこうやって書く」って言うボケもあったけど、激弱だったし、全然面白くなかったね。
名前から姿がそもそも想像ができないから、「実はオッサン」て言われたとこで面白くもないし、お前らのこと好きじゃないしって感じ。80点
カベポスター 90
俺は大好きでした。
ものすごく良い間で、舞台というか情景を想像させて考えさせてくれて、展開をちょっと読ませてくれて、とてつもなくわかりやすい素晴らしいネタだったと思いました。
まぁちょっとコント畑なのかなと言う気はしたけど、いや面白い~~~!ってなった。
おまじない脅迫。
ボケ数とかは確かに少なかったかもしれないけど、そのボケ数とか声の大きさで判定するなら、もうAIでいいじゃん……って思うよ。
カベポスターをみんな低く採点してたのを見て1番思ったけど、「漫才かくあるべし」って言う先入観がかなり壊れてくれた今、なんで「M1かくあるべし」が超強く残ってんのさ。
つまんねぇなぁ!審査員共!
ヤーレンズ 88
ヤドカリ好き。
ボケ連発が1つ1つ結構面白くて、世代をかなり考えて「これはこの世代」「これはこの世代」って1つ1つ刺しに行ってた感じがちょっとした。
それで面白いと思うのもあれば、分からないのもあった。
自分に全部刺さる漫才よりは下だなって言う気がしたから、カベポスターよりは下。
世界がすごい面白かったけど、そのわからないボケが個人的に後半のほうに多くあったから、そういう意味ではちょっと減速した印象を受けちゃった。
けど、面白かったので88点
ダンビラムーチョ 79
カラオケネタかな?
歌ネタなのはいいとしても、2人の音量が一緒じゃなくて、なんか片方が大きすぎたせいで片方が聞き取りづらかった。
両方はっきり聞こえるように2人が喋るのなんて、かなり難しいんだろうけど、片方ほとんど聞こえないからなんかもう苦痛だったね。
真空ジェシカの採点が低かったショックもあって早く終われとか思ってました。ごめん79点
くらげ 78
「実は知ってる」って言うボケだったと思うけど、それ1本だけで漫才をしっかり固めたのはすごいかもしれない。
けど、「お前知ってんのかよ!」的なセリフが一切ないから、ただ単語の羅列を読んでるだけみたいな。
後で野田クリスタルさんが「システムが負けた」みたいにおっしゃってたらしいですけど、システムだけで人が無かったんじゃないですかね。
ミルクボーイと比べて、「こいつらがやらなきゃ!」みたいなのがまるで見えなかった漫才だから。
そんなの放送作家の大会じゃないんだからって言う話で、それは評価されないでしょう
モグライダー 84
錦野旦を知らん。
芝さんがイケメンのままイケメン役をやってたのは好き。
やりとりがどうなっていくか分からない、読めなさ面白かった。
けど個人的に最後も漫才に疲れてたしどうでもよくなったからね。
84点にしてたけど、正直もうどうでもいいただ点数を散らしたかっただけかもしれない。
ファイナル ヤーレンズ
令和ロマンが1本目よりずっと面白かった。
そしてヤーレンズがほんとに面白くて、終わった後に考えたら令和ロマンの2本目の記憶が消えちゃってた。なのでヤーレンズ
この1,2番目についての感覚、後から「正反対の受け取り方がありそうだな」と思ったけど、
「1番目より2番目の方が印象が強いのは仕方ない」と出番順も実力として扱うか、
「1番目であれだけ盛り上げたのはハンデあったのに凄い」と受け取るか、
これ両方ありえそうだし、それくらい2組で迷ってたんじゃないかな?とか思った。
さや香に入れた審査員は来年来るなよ、て思いながら(なんだったらツイートして)観てた。
あとがき
令和ロマンについては日向坂キャプテン佐々木久美さんが「ずっと推してた」の激熱トークで感動してて、それを見て一緒に喜べば良いのか嫉妬すれば良いのか感情が意味不明になりました。
なんかムカつくな……寄りだったけど、同じベイスターズファンだったらしいので、心情的な和解がいつか出来るかもしれません。出来ないかもしれません。
そして後から日向坂の山口陽世さんがトークで「個人的にさや香さんの2つ目の漫才もめっちゃ好きでした」言うてて申し訳なく思いました。ごめんボロクソ言うて
あと志らく師匠が「S-1グランプリ」とかいう訳が分からんツイートしてたけど見た過ぎて笑いました。
S1グランプリ(架空)!
— 志らく (@shiraku666) 2023年12月28日
立川志らく主催のぶっ飛んだお笑い大会。
🔴エントリー(候補)
ランジャタイ
トムブラウン
ヨネダ2000
フースーヤ
あぁ〜しらき
怪奇!YesどんぐりRPG
ジェラードン
ZAZY
金属バッド
真空ジェシカ
🔵審査員(希望)
立川志らく
ハリウッドザコシショウ
コウメ太夫…
終わり
追記
ダイヤモンドno寄席でやってた令和ロマンの漫才が、ひたすらケムリ?の父親をイジりながら紹介するっていうだけの漫才で、金持ちエリートサラリーマン紹介されてもムカつくだけで面白くもないし、M-1漫才そのままやるだけでも、ちょっと遊ぶだけでも良かったのに、チャンピオンが自己紹介クソ漫才やってんのつまんねぇな……
という気持ちで以下のツイートをしたら
#ダイヤモンドno寄席 令和ロマン嫌い度が増した。M-1と全く同じことしても許されるやつらが手抜きしたと見たよ
— むっとん (@funyofunyo) 2024年1月3日
くるま?にブロックされたので、令和ロマンのこと嫌いで確定です。
(目次)