チオビタ牧場

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丸に木瓜

ヨルムンガンド 感想

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 ヨルムンガンドの感想整理です。

 考察って堂々と言えるほど詳しくできる自信無いので感想にしました。

 

CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! 

ネタバレを含みます】

CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! CAUTION!!! 

 

 

 

見てないなら見るな!!

読んでないなら読むな!!!!

帰れ帰れ帰れ!!!!!!!!!!!!!!!

 

「ネタバレ?俺気にしないから(笑)」とかいう奴は!!!!!!!!!!!

死ね!!!!!!!

 

死ねじゃないな。全11巻なので漫画喫茶行って読みましょう。

 

ヨルムンガンドを全話視聴した」

ヨルムンガンドを全部読んだ」

 

最後まで、全部、ですよ。

 

そういう人はどうぞこちら

 

 

 

五つの陸を食らい尽くし

三つの海を飲み干しても

空だけはどうすることもできない。

翼も手も足もないこの身では。

 

我は世界蛇。

我が名はヨルムンガンド

 

 

 

 

 ヨルムンガンドという作品自体の魅力は、「テンポ良く進むストーリー」にあるのかと思います。

 

「僕は、武器商人と旅をした」

 

 すべてはこの一言で表せる。

 それを紡ぐキャラクター達がすべて魅力的であり、やってることも銃撃ばっかりだけど面白い。

 

 旅を楽しんでたら少しずつ見えてくる野望、ちょっとしたオマケかと思いきや、その名の通り世界を変えるものだった。

 終盤の展開、ヨルムンガンドが明かされてからのスケールの大きさとワクワク感は、今までの話すべてがチュートリアルだったの?というレベル。

 すごい。

 

 

 

 

 まぁそんなこと、今回はどうでもいいんですよ。

 

 読んで、見て、また読んで、また見て、またまた読んで、またまた見て、

 「面白かった。オススメです」の一言だけで終わらせても全然いいんですよ。漫画もアニメも3周以上したはずですが、感想は本当にこれだけでいい。サイコー!って

 

 けど、1つやっぱり気になることが。

 

 

Q. なぜヨナはヨルムンガンドを拒絶したのか?

 これについて、作中のセリフを引用して考えておきたいと思いました。

 

 

 

 

 まず、ヨルムンガンドについて。

 お忘れの人も居るかと思いますので復習。

 

 

 

 

まず全世界の空を封鎖する!!

 

軍事航空、一般航空、宇宙航空、ミサイル、ロケット弾。

人間が空を利用することを、全世界同時に禁止する!

 

人間は交通の一つを失い、空は1910年代まで退行する。

 

HCLIが打ち上げた126機の衛星「衛星測位補助システム」と、

私と天田南博士が開発した、量子コンピュータが実現する「ヨルムンガンド」とは、

空、海、陸の順の人間の行動制限と、地球上のありとあらゆる物流の完全制御。

 

私のこの手によって造られる、

強制的世界平和だ!!

 

武器商人が!!

これだけたくさん人間がいて、

口々に平和を望んでみて皮肉にも!!

武器商人が!!

世界でもっとも早く「真の平和」に王手をかけてんじゃん!!

どいつもこいつもバカじゃないの!!?

軍隊と兵站の分離……いや、

そう私の最終目的は、

 

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 この先どうなるか、漫画読み返してくれよっていう感じですね。

 

 セリフのすべてがゾクゾクする。

 

 まぁ、簡単に言ってしまえば、最初の犠牲として「70万人 それがどうかした?ヨナ」とココに言われ、それを拒絶するヨナ。

 そのあと、初めてココが自分の心情を吐露し、世界への憎しみを語り、堂々と「私は世界が大嫌いだ」と言い放ち、だからこそ世界を修繕する。同じ世界への憎しみを持つ者として付いてきて欲しい、と再度ヨナを説得する。

 

 けれど、ヨナは拒絶する。

 

 

分からない、僕はアタマが悪いんだ。
何一つ言い返せない。

ココは正しいの?間違ってるの?

僕はヤダ、でもなんで嫌なのかも分からない

逃げ出すしか、方法がない

 

 

 このヨナの拒絶を見て、「ええぇ~~~~~」って思ったり、「まぁ少年に、大きなものを救うための犠牲だって言って割り切れる訳ないよな……」なんて思ったりして、

 作中でも南博士が「通過儀礼みたいな。ジッサイ子供にはキツイ難問だと思うわ」って言われてました。

 

 このヨナが拒絶した感情を、なんとかして理解してみたかったんですよ。

 

 んで、ヨナ自身もが「自分でも分からない」けど拒絶した感情の理由の候補は

 

 

・大のため、小を捨てるという判断に拒絶感がある。自分より人生を経験してる人にそれが正しいと言われても受け入れられない

 これが南も想定してた、子供ながらの「全てうまくいって欲しい」的な、世界への願望みたいなものだと思うんですよ。

 「何かのため、何かを捨てる」っていう判断自体が無理っていう。

 

「すべて綺麗に片付けることなんで無理だぞ」

 って思うかもしれない。

 でもコレ仕方ないですよ。 

 「ここに居る人を殺したら、どこかで殺されるはずだった多くの人が救われるよ」なんていきなり言われて、「じゃあ殺そう!」ってすぐ判断出来る???

 そんな判断まずしたくないでしょ。同じ質問されたって結構な人が逃げるでしょ。

 それが70万人ですよ。そりゃ逃げるわ

 

 

 

 ただ、理由はこれだけじゃなくて、

・どんな理由があっても、好きなココに虐殺をさせたくない

 っていうのも、あったんじゃないかなぁ……と。

 

 今まで、ココは何かを考えてるけど、ココのために人を殺して仕事をしてきた。

 そんなココが、突然世界への憎悪を打ち明けて、「この世界を変えるために人を殺す。大した量じゃないよ」なんてて言ったら、そりゃ嫌でしょ……。

 描写を見る限り、ココ本人が他人を殺した事は無いです。あるかもしれないけど、作中で、直接的には一切無い。

 それがいきなり70万人殺すだもんなぁ、そりゃやめて欲しいと思うのでは?

 

 ってな感じです。

 「そりゃヨナも逃げるわ」って少しでも共感してもらえたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

 ついでコラム。

 

ラスボスがKoko説

 

 別にヨルムンガンドという作品でのストーリー上はココは敵ではないんですよね。

 

 でも、「世界を平和にするために少数の人間を滅ぼして自由を奪う」って、これ完璧に悪役ですよ。ハリウッドだったら間違いなく絶対に敵。

 

 「なんか気付いたら悪役の方が理解できるわ……」ってなってた俺ですが、ある種、このヨルムンガンドほど「分かる」ってなる悪役おりませんぜ。

 

 やっぱ人間、増えすぎですよ。

 このままじゃ戦争起きるに決まってんだろっていうペースじゃないのっていう不安感物凄くあります。例えるなら、今住んでる家に2倍、3倍の人住めます?っていう話じゃないのかと。

 そんなん、いくら人が死んだって、いくら自由が無くなったって、世界を管理しちゃってどうにかした方がいいでしょ。

 もちろん俺が殺されるのは嫌だよ?

 けどマジでこのままでいいわけないじゃん。管理しちゃった方がいい、というか管理して好き放題してる人類を統制しないと地球壊れちゃうのでは?

 

 そういう観点からすると、ココは「世界を変革しなくちゃいけない」という意志を持ち、犠牲を払うことを躊躇わず、世界から自由を奪い理想を実現させるラスボスでしかないんですよ。

 んでもって、具体的に実行し、完遂させたラスボスの理想形です。

 

 

 

 以上です。

 面白い視点だなーって楽しんで頂けたら幸いです。

 

 そのうち「敵に共感しちゃう問題」って記事も書きます。

 

 

 

 

 【余談……のつもりが後編】

 

 ヨルムンガンドのシステムをあそこまで描写されちゃうと、何が出来るんだろうって考えてると気付いちゃうことあるんですよね……。

 

 別に同時に空を止めて飛行機の中の人殺しちゃわないで、全部強制的に操作して着陸させてから使えなくすりゃいいじゃん。

 70万人死なせないで済むでしょ!!!

 

っていう。

 ヨナが拒絶する必要も無い訳ですわな……。

 

 

 ただ、それでもキャスパーが言っていたことへの解答が気になりますよね。

 

 

 

この世から武器が無くなると、本当に思うか?ココ。

 

航空兵器がダメなら海戦兵器を売ろう。

船がダメなら戦車を売るよ。

 

銃を売ろう、

剣を売ろう、

ナタを売ろう。

 

鉄を封じられたなら、棍棒を売ろう。

 

それが我々、武器商人だ。

 

 

 

 

 俺はこれを初めて見た時、「ほんまやんけ!!!ココ、だめじゃん!!」まで思いました。「ココ、スゲーーーー!!!!!!!」って言ってから30分も経ってなかったと思います。

 

 「常に頭上にのしかかる人類の恥」「人間、恥には弱い」

 だから空を封じたら人間は戦わなくなる、ってココは言ってます。

 

 んな訳ないじゃんねぇ?

 

 俺からしたら、「人間は何もかも忘れる」ですよ。だから戦争を何度も起こしてるんだよ。

 体験した本人は戦争の痛みとかを忘れないかもしれない。

 けれど、何十年、何百年と経ったら?

 歴史が証明しまくってますわな。

 

 「闘争は人類の本能である」なんてどっかの漫画でも言ってただろうし、その通りでしょう。空が使えなくなるだけで戦争無くなる訳ないじゃん!

 

 まぁ作品でも、ヨルムンガンドを発動してから戦いまくるし、「君たちは最後の兵士になってもらう」なんて言ってたからココ達は戦い続けるのでしょう。

 空を封鎖した上で、自分たちだけ航空機器を使えて、量子コンピュータで好き放題出来るんだからVERY EASYモードですわな。

 っていうかココ達だけミサイル使って世界粛清なんてのも出来ちゃう。レームやヨナ達居らないんじゃね?まであるでしょ(笑)

 

 

 けれど、戦争は決して無くならない

 

 悪いことしたら即座に空から弾丸降ってくる……くらい強制力無いと、人類すべての世界平和は無理っすよ。

 

 これが俺の考えた結論です。

 まぁ、それでも今よりずっとずっとずっとマシだと思いますし、量子コンピュータで世界征服しちゃったら出来そうな気がするけどね。

 

 

 

 全然関係ないですが、本当に世界平和にしたいなら世界人類を全員オタクにすればいいんですよ。

 そんな戦争なんてしてる暇無くなるし、もし敵国が好きな作品作ってたら攻撃出来る訳無いじゃん?そもそも好きな国を敵国にしてしまう可能性も減る。

 ついでに子供作る人間は激減し、平和的に人類を減らせる。悲しすぎる事実ですが、地球からしたらとても良いこと。

 

 なんて妄想が、1番現実味ありそうじゃないですかね?(笑)

 

 

 

終わり