とんでもなく今更ですがシンゴジラ見てきました。
そろそろ見ておかないとTwitterで人権が認められなくなりそうだったのでね(?
ちょっとだけかっこいいタイトルにしてありますが、サブタイトルは「シンゴジラが全然楽しめなかった言い訳と逆ギレ」でお願いします。
当然ですがネタバレ豊富です。
CGの進化
CG、Computer Graphic。
恐らく邦画ばかり見ていたら気付きにくいのですが、いつの間にやら現実との区別がつかなくなっています。
なんとなく「2010年前後からかな〜?」という思いがあったのですが、その頃はピュアで心優しい中高生だった自分にはハッキリと分かりません。
なので少し調べてみました。
(アイアンマン 2008年)
画像だけじゃ少し分からないかもですが、映像で見てるとこれもう本当に現実と区別つかないです。
機械の装着シーン、ロバートダウニーJrさんがアイアンマンになっていくシーンは、男の子ならキュンキュンせざるおえない、とんでもないシーンです。本当にカッコイイ
アイアンマンシリーズは何度見てもいい。映像が素晴らしすぎます。
なにが言いたいんだっけ……?
あ、ということで2008年にはもうハリウッドでは現実と見分けがつかないCG作ってたという訳です。
そういえば、
(トランスフォーマー 2007年)
こちらもほとんど現実と区別つかないです。
変身シーン、狂おしいほど好き。音も合わせてアヘアヘしてしまう。男の子なら漏らしちゃう……
という訳で2007年でした。
「あぁ!?!?金あるんだからそりゃ作れるだろうが!!!!!!!!!!!!」
という声が聞こえてきそう。確かにね。
金があっても作れなかったのはいつまでなのか……ってなると、ちょい分からないのですが、1つだけ心当たりが。
(スパイダーマン 2002年)
これは流石にCGしょぼかったです。
戦闘シーンとかで「ん?ww」ってなる。
けど2002年て。当たり前っすわな
シン・ゴジラのCGしょぼい
ビルの崩壊あたり少しは頑張ってましたけど、うーん……。
最初のボートがズザザーッと押し込まれていく風景。それでもうダメ。萎えた
控えめに言っても、スパイダーマンには流石に勝ってるけど、10年近く前のハリウッド映画達の足元にはまったく届いてないです。ハッキリ言うと「10年前以下」
どっからどう見てもあからさまにCGですもん。嫌になるわ……
ボートとかあからさますぎるほど作り物でさぁ……。
「本物だと思って見てたら偽物だった」っていうのを、ありとあらゆる所で見せられたら嫌になりますよそんなの……。
っはぁ〜〜〜〜〜〜〜〜……………………。
映像で気になってしまった、萎えポイントは
・ボートが押し流されるシーン
・ビルを乗り越えようとする動きがゴムみたい(そもそもゴジラが無機物っぽすぎる)
・攻撃を受けた際の爆炎(黒炎で誤魔化しすぎだし)
・安っぽい色で飛びまくる光線(昭和に来たのかと思った)
・ゴジラを構成するミニ巨神兵?(悪いオタクだ〜お前は〜〜)
この辺りです。
ついでに、
・ブレスの音!!!!!!!!!!!
なんやねんピキーーーーーン……,ボァーーーーー!!!!!って。
エヴァの使徒じゃねーんだからよぉおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!ボケ!!!!!!!
はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜萎える。
火炎の音はそのままで良かったです。
けど、光線になっていくのを「とんでもない威力を演出しよう」みたいなつもりなのかもしれんけど、「アニメ音」と言っていいような現実で絶対に聞かない音を出されたら「は???」ってなるでしょうが。
ふざけんなや。
今思い出せるのでラストはこれです。
・崩壊ビルをぶつけられて倒れゆくゴジラ
この辺りまでくると流石に「ビル崩壊これでも頑張ってるんだろうな……」くらいの余裕が出てきてましたが、このシーンのゴジラだけは許せないですね。
どっからどう見ても高い所から落としたオナホの動きでした。
3Dのグラ作って、ただ物理挙動をソフトに任せただけ……。
一切修正してないグラセフみたいな動きでしたよ。
ほんまにこれ映画か??と思いました。
もういっそのこと着包み着てやれよ。アホらしい……
そういえば序盤、今思い出したけど、画面にドアップする映像が「老人」「老人」「老婆」「老人」「老人」「表面ゴムみたいな作り物感満載のゴジラ」「老人」みたいなの本当に地獄だった。
視覚レイプですよあんなの。後ろの方の席にすればよかった
ついでに日本人の演技も見てられない
まず、俺って完全に洋画字幕派なんですよね。
となると、洋画での演技に対して「うわっ、くさっw」「こんなこと言わねーよwww」っていう違和感を覚えることがほぼ一切無いんですよ。海外知らないし2割くらいしか聴き取れないし。
邦画なんてめったに見ない。
だってくさいんだもの。
「その場でそのセリフ言うか?」
「その場でその表情にならなくね?」
「その場で声のトーン、そうなるか?」
こういうのそこら中で気になるんですよ……。
なんでだろうって考えて、もしかしたら「下手に芸人使ってるから」じゃないかと。
日頃、一般人よりオーバーな反応しまくってる人達であり、映画という場でも舞台の延長みたいな考えの人多いみたいだし「大げさに演出しないと分からない」みたいな風潮あるんでしょう。
死ね。
くさいんじゃボケ。
棒読み、棒読み、台本どおりのわざとらしい呼吸、棒読み、棒読み、わざとらしい怒り顔。
「こんな茶番を金払って見たのか俺は???」
そのくらい反吐が出る。
冗談抜きに素人にしゃべらせた方がええやろマジで……。気持ち悪すぎる
なのでヘリが撃墜された時は「これでお役所仕事野郎どもが消えた!」じゃなくて「醜いクソ俳優達が死んだ!!!」って嬉しかったです。現実でも死ね
あんまり関係ないですが、「民主主義の弊害VS現場」っていう対立構造は、つい最近GATEを読んでたので飽きてるんですよね。
その分「まーたか」ってイライラせずに「どうしようもない組織」を見れた……はずなのに演技がクソすぎてイライラしてました。
嫌になる
解決策
割りとマジで、このシン・ゴジラは白黒にして見たほうが面白いと思います。
CGが未熟だから
次に、俳優の演技とセリフの複雑さを回避するために字幕あるのを見るといいかなと。英語字幕でもいいから、そっちに集中すると良さそう
ただ、一番の解決策は「いつかリメイクされること」を祈る事でしょう。
良かった所
いきなり出てきたゴジラ(?)のシーンは最高でした!!!!!!!!!
長ったらしい会議を見せられてて、少し眠気を覚えてる所に
ドーン!!!!
いきなり道路の向こうに”居た”、巨大な異物。生物。怪物。
死んでるような目をして、ただ無為にひたすら迫ってくる恐怖。
そう、「恐怖」でした。その存在感に思わず怯えました。
ちなみにコイツはゴジラじゃなくてゴジラの獲物か何かかと思ってました。
ラオシャンロンっぽいし。
「やばいの来た!」
↓
「あーだこーだ」
↓
「撃退(駆除)できたけど対応が遅れた!反省しよう!」
↓
「うわ!!!前より遥かに強いの来た!!!!」
ストーリーこうかなって思って見てました。
ラオシャンロン戦好き。またやりたい。理不尽な尻尾判定で一緒に死のうな
ストーリー普通に面白かったです。
ただ名前を誰一人として覚えてない。森田総理しか覚えてない。森田総理?
あの理系女子さんはイラストいっぱいあって覚えてるし、好奇心のためですって真顔でセックスしてくれそうな魅力があったのに何も覚えてない。
わざとブスっぽいメイクしてるのか知らんけど、良いキャラでしたね。
総理達が死んだ後の寄せ集め軍団みたいなのは本当にキャラ良かったし演技もそれっぽくて気にならなくて良かった。
そう考えるとわざと演技ヘタクソな奴らに上層部の会議させて、視聴者に殺したいと思わせたのかもしれない。
まぁ無いですね。
もしそうだったとしてもありえないゴミさ。死ね(死んでる)
もしそうじゃなかったとしてもウザすぎる。死ね(死んでる)
とまぁこんな感じで不快指数ばかり上がってましたが、やっぱりゴジラの破壊劇は最高でした。
「えええええええwwwwwwwwwww無理やんけwwwwww」って素直に楽しめた。
それまでに語られた「核分裂をエネルギー源とし、冷却するため一時退避したと思われる」っていう設定から素直に受け入れられる炎→高密度でレーザー(?)ブレスっていうのも、音を除けば最高でした。
音といえばBGMも「エヴァだ!」「ゴジラだ!!」って喜んだ部分はあったけど、町破壊のSEより優先して良く分からんゴミBGM流れてなかった??気のせい?
なんて一応楽しめてはいました。
そして帰ってくる途中に読んで、「あぁ……なるほど……。見てよかったかも」と思わせてくれた記事を紹介して、最後とさせて頂きます。
終わり